人は、生まれた時には人型の獣である。
死ぬまでに、何かを成し遂げて初めて人間になれる。
その過程で必要な物が、過去からの遺産「勉強」である。
また、次の世代へ受け渡すために現在より発展させる義務が人にはある。
発展させる条件として、苦労に立ち向かい乗り越える必要があるため
変えようとする意志がある者にしか達成できない。
製造現場の教育もまるで同じ。
優れた物を作る事を成し遂げる為には、過去の知識が必要。
「過去と同じ物ではなく、優れたオリジナルを生み出す事が重要」
そして、思考錯誤で研究し現在を乗り越え後世に伝える。
つまり、勉強無くして優れた会社は在りえない。
過去の知識を糧にして、短い時間で大きく進化する手法。
そして、新しい物を生み出すための参考知識。
それが、「勉強」。
だから、人は勉強をする。
獣や未来に生き残ろうとしない人には不要な宝物。それに気づく者の意志は1000年先まで生き残る。
トヨタや日産などは1000年先まで続くだろう。
他の会社はどうだろう。
今を正しいと思い、それを続ける事を目的としている企業に未来はない。
今に満足せず、日々変わろうとする「Don't stay」を目指せば道は開ける。
勉強(知識)は、そのために使うものである。
死が見えた時、人は初めて理解する「幸せになるために生まれてきたのではない。未来へ何かを残すために生まれてきた」という事を。
この図は、真理(全ての答え)を表しています。
命のリミットが見えた人間が理解できる感覚。
これを見て理解できる人は遠い未来へ生き残れる。
幸せや快楽を求め原始・現在に生きるは無意味な生き方。
死後、何も残らなく無に帰るのでは生まれてきた意味が無い。
目先の利益ではなく、1000年先のビジョンに向け
進化を望む事が会社にとっても生まれた意味。
製造業でも、うどん屋でも真理を理解すればやるべき
事はおのずと決まる。
教育を理解し、勉強を活用し
早く・間違いなく作るために環境を整えあげて
自発的に活動できる仕組みにたどり着く。
多くの会社でQC活動を見てきたが、形にとらわれている事を感じていた。
(どの会社も、知識を習得するための勉強会に見える)
それは何故か?
QCはあくまでも理論であり「使い方が重要」な事に目が向いていないから。
利益を上げるためのQC活動なのだから、実戦でつかえなければ意味が無い。
実践で使うとはどういうことか?
次世代QC活用術:
たったA4 3枚~4枚のテキスト
身近な問題例で基本のパレート図、特性要因図の作成訓練
(本格的でなくていい、簡単に早くつくれるようになること)
それらから何が問題で、どう改善を考えるかを訓練
色々な考え方で討議を行い、考えるスキルを伸ばす
※これらの教育課程で受講者は、次は自分が講師になることを意識して受講
受講者は2~3人で一番理解が遅い人に進みを合わせる。
次の例題は、受講者主体で進める
慣れてきたら、自分たちの職場問題を実践
流出不良(会社全体)データより、パレート図・特性要因図の作成
これより会社全体の問題把握
不良の多い職場の不良データも同様の把握
ここで、データの見方の訓練
データを見るだけで多くの予想が立つ
いつ・どこで・誰が・何を・どのようにして不良となったか考える
すると、データからではわからない多くの疑問が発生する
実際の現場で疑問をヒヤリング(研究)すれば簡単に特性要因図がうまる
特性要因図をみれば、改善案が浮かぶので実施→補正を繰り返せばよい
川の流れの様に、データから改善までを逆らうことなくできるように訓練
苦手意識が無く、当たり前になれば職場は見違えるほど変わっているであろう
※注意点1:データには良いデータと悪いデータがある
データによって改善結果が変わるので内容確認が重要
良いデータ:一般にいう5W1Hで構成
悪いデータ:正しくないデータ→不良を認識していない場合が多い
例:流出で「テープはがし忘れ」があるのに不良データに無い
注意点2:今までのQCの悪い所は不良をまとめて改善のスタイル
一つずつ確実に消していく改善が重要。
そのために、全体の中の重要項目→職場の中の重要項目→一点の不良
それを徹底的につぶす訓練
そのやり方を次に伝える
以上をもって、次世代QC活用術と定義する。
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